10日間のデトックス日記です。

夏の内蔵の疲れからか、体調が優れないのがしばし続いたので季節の変わり目に長めの断食をすることにしました。

マスタークレンジングというアメリカにいた頃から耳にしていた方法でやりました。

マスタークレンジングは10日間、メープルシロップ、絞りたてのレモンジュース、カイエンペッパーを調合したドリンクだけを飲み続けるというものです。

これに加えて毎朝、塩水1リットル飲んで一気に便を出して、消化器官をきれいにする「お流し」もします。

なので、日記には便のお話がいっぱい出てきますので、あしからず、、、。

 

2012年10月22日(月) 断食一日目

昨晩、10日間の千葉のヴィパッサナー・センターでの奉仕から帰ってきたところ。センター滞在中は、朝4時に起きて、夜9時就寝の、瞑想を軸にした規則正しい生活を送っていたので、心が平常より穏やかな感じである。センターでの食はとても質素で心のこもったもの。瞑想と体調のため、小食を心掛けていたので、いつもより体も軽く、夏の内蔵の疲れも抜けはじめてきたようだ。これからの断食をはじめるにあたって、とてもいい状態だ。数ヶ月も夏の間中、ずっと口の両脇が切れていたのを治したい(何人にも原因は胃腸の機能の低下だと指摘された)。

お腹の中を空っぽにして、断食をより効果的にする目的で、朝にハーブの下剤のセンナ・ティーを飲む。

夕方ごろから効きはじめ、トイレに何度も駆け込む。けど、思ったほど苦痛ではなかった。お腹の中が大分空っぽになった感じだ。

この日はマスタークレンジングの材料が揃わず、ただ何も食べない一日。インターネットにて詳しいやり方を調べ、必要な、ものをリストアップ。夕方にシェアメイトのなつみちゃんが池袋に買い出しにいくというので、メープルシロップ、レモン、カイエンペッパーのお買い物を頼む。

断食での虚弱感は感じず。(一日断食はよくやるのでこれくらいどうってことない。)

数時間に及ぶ、PC作業に体がこわばるのを感じる。

 

2012年10月23日(火) 断食二日目

目覚めとてもよし。

センターのときの習慣で4時には自動的に目が覚める。

朝一番、いつものように一時間瞑想。センターに行っていたおかげで、普段の日常より、深く瞑想が出来る。この感覚をいかに日常で持続して、深めていくかがぼくの今の課題。

ヨガ練習に復帰しようかと思ってはいるが、瞑想センターに行く前になったぎっくり腰が気になるので躊躇。しかし、瞑想のおかげで、大分腰がよくなったの確か。

瞑想後は、塩水クレンジングを行う。水1Lをいっぺんに飲むのはなかなかしんどい。レシピ通りに作った塩水は大分しょっぱく感じた。この塩分濃度が、血液と一緒らしい。

お腹が少しごろごろしだしたが、結局便意は催わさず。起きてから塩水前に何度か水分を取っていたのがいけないのだろうか?明日は朝一番に飲もう。

レモネードをレシピ通りに1リットル分作る。

メープルシロップが効いててとても美味しい。ここに一日の活動に必要な栄養素がほぼ含まれているらしい。

シェアメイトのさえこちゃんと展示を見に吉祥寺へ。雨降りの中、吉祥寺を闊歩したが、全く疲労感は感じず。普段なら断食二日目で大分弱った感じを感じるのだが、それがないことにビックリ。レモネードのおかげに違いない。

家に帰って、思わず、メープルシロップをスプーンにたらして、ストレートでなめてしまう。美味しい!

 

2012年10月24日(水) 断食三日目

相変わらず、4時頃に自動的にすっきりと目が覚める。

今日からは、朝起きて、一番に塩水を飲むことに。お湯を温めている間に布団をたたんで瞑想の準備。塩水1リットル、がぶ飲み。

1時間の瞑想の後半あたりから、便意に教われる。トイレに駆け込むと、お尻から行きおいよく水と一緒に細かい固形物がでる。瞑想に戻るも、度々、トイレへ。 徐々に水だけに近い状態に。

1リットルの塩水でこれだけ「お流し」が出来ることにビックリ。以前にお坊さんに教えてもらったやり方だと、3リットル近く飲んで、出るか出ないかという状態だったので。(3リットルも飲むのは本当に大変、頭痛もする。そして、流れないときは、とてもけだるく辛い)

断食のおかげか腰も軽く感じる。ぼくのお腹の張りをみて、腰痛は腸が張っているのも原因ではないかと、ある人から指摘されていたので、断食効果で腸のこりも取れてきた連鎖で腰も良くなってきたのかもしれない。なので、思い切って、ヨガに行くことに。そういえば、口の両脇が切れていたのも、直っている。肌つやもよし。

断食三日目にも関わらず、弱く感じることなく練習をこなす。久々の練習で以前より、体がこわばっている感じがあったのは否めない。特に、腰、股関節周り。

練習後、11時の打ち合わせまで時間があるので、青山骨董通りのMujiCafeにて時間を過ごす。久々のヨガの効果か、断食効果か、とても心穏やかで、幸せに満ちた感じで、Cafeのソファーで座って目をつぶって半分瞑想状態になって時間を過ごす。

数時間の打ち合わせのあと、昼過ぎになっても、まったく空腹感、疲労感を感じず。逆にいつもより、生き生きとした気分。

家に帰って入浴時に体重計に乗ると、57kg。過去最軽量。。。体脂肪率は以前からの5%で、これはこの体重計の針が振り切れている状態。実際はそれ以下だと思う。少しやせ過ぎだと、見た目を気にする。

夜にレモネードを飲んだら、それだけで便意を催し、トイレへ数度駆け込む。出るのは微量のカスと大量の水分。「お流し」を目的としないで飲んだコップ一杯で、こうなったことにビックリ。

シェアハウスのさえこちゃんと、わかこさんはカボチャコロッケを作って食べていた美味しそう。

また、夜にPCに数時間を費やし、体がしんどくなる。

この日も、メープルシロップをそのままなめること数度。シェアメイトのなつみちゃんに「メープルの減りがなんでそんなに早いのか」と聞かれる。

 

2012年10月25日(木) 断食四日目

朝一番の塩水の後、瞑想。瞑想中に便意、数度。便はもうほぼ水分だけと行った状態。色は茶から黄色に変わってきた。

ヨガの練習後半、少し弱った感じを感じる。しかし、このふわっと、軽い感じが気持ちよい。

 

午後は池袋でピアノ教室。ピアノ教室に向かっている途中、駅前で芸能事務所にスカウトされる。髪を切った効果か、断食効果か?ピアノ教室のあと、池袋を歩いていると、この断食中はじめての強い虚弱感に教われる。帰り道も少しふらふら。ピアノで大分集中してエネルギーを使ったようだ。

瞑想センターでもいっしょだった久美ちゃんが遊びにきてくれて、「ささくん、ふわふわだね」と言っていた。久美ちゃんも、マスタークレンジングのドリンクを飲んでみたいというので、作って一緒に飲む。飲んでいる最中から、ぼくのお腹はグルグルと動きはじめた。

久美ちゃんと一緒に夕方の瞑想一時間。弱った感じはあるが瞑想は逆にとてもやりやすくなっている。なんか体の中がスカスカで突っかかるところがない。

瞑想中に久美ちゃんのお腹もぐるぐるとずっと言っていた。久美ちゃん曰く、「カイエンペッパーの効果がすごい」とのこと。なるほど、本当によくできたドリンクだ。

この日はPCを開けることなく一日が終わる。寝る時の体の状態が全然違う。楽だ。

 

2012年10月26日(金) 断食五日目

塩水、瞑想の後半にトイレへ一度。瞑想後にもう一度。

少しフワフワとしたやわらかそうな綿状の固形物が混ざっている。もう、きのうは水分だけの便だったから、お腹の中に断食前に食べた物が残っているとは思えないから、これは小腸にへばりついていた物なのだろうか?と推測。

ヨガの練習は少し弱さを感じる程度。腰と足に疲労がたまっている感じだったが、練習で少しほぐれた。

練習後、MujiCafeでこの日記を含めたPC作業。

いままでの日記をいっぺんに書いているのだが、すらすらと迷うことなく言葉が出てくる。グアテマラではじめて断食した時も、神憑ったように文章が書ける!、と同じことを感じた。(この時は、断食、沈黙中に自己考察をするという課題が与えられ、気づいたことをノートに綴っていた。日本の家族への長い長い、大切な手紙を書いたのもこのとき。)

表参道から明治神宮前駅まで歩いていく途中に、シェアハウス仲間のあきこちゃん、なつみちゃんとそれぞればったりと会う。すごい偶然。シェアハウス卒業生のあきこちゃんとは久々の再会で、切った髪のことをとってもほめてくれた。

帰宅。さえこちゃんにマスタークレンジングの経過を語る。さえこちゃんもスリランカのアーユルヴェーダのセンターで幾つかのクレンジング法をやっていて、「「お流し」した際に白いモヤモヤした物が出てきたらそれがアーユルヴェーダで言うアーマ(毒素)だ」と言われたと教えてくれた。

夕方、口淋しさに、メープルシロップをスプーンでペロリ、ペロリ。。。そうするとお腹がグルグルと動きだし、トイレへ。出てくるのは水分だけ。その中にモヤモヤとした一団が。「これがアーマかな」と思う。うまく毒素を排出できているようだ。どうやら、メープルにはお腹を緩ます効果もあるような気がする。このところ、朝と夕、二回、トイレタイムがある。

夕方の瞑想をすると少し落ち着いた気分。瞑想時間がまさに「霞を食べる」時間のよう。だんだん仙人に近づいてきたか?

ディジュリドゥにホーミーの練習は音がはっきりとよく出た。これも断食効果?体の中がすっきりと通っていて、体からの音の通りもよいと言ったイメージだ。

体重計に乗ると、56、5kg、体脂肪5%、体内年齢16歳、脂肪レベル1、0(平均9.5)。幾つかの値は針が振り切れている状態。やせ過ぎの見た目が気になる。

ショックなことに右の唇の端がまた切れてきた。。。ディジュリドゥの練習のせいかな?

この日も家に帰ってからはPCを開けず。

少しふわっとするが、相変わらず活動的に過ごせた一日。弱った感あまりなし。

 

2012年10月27日(土) 断食六日目

 

塩水、瞑想、いつもの通り行う。

瞑想後半、お腹がグルグルとなり始めるが、トイレに駆け込むと言った感じではない。だんだんこのお流しのタイミングもコントロールできるようになってきたようだ。おかげで瞑想にトイレを気にせず集中できる。

一回目の便は、少しカスが混ざっていた。2回目、3回目は、ほぼ透明で、アーマと思われるモヤモヤが見られる。

10時過ぎに家をでて、代々木公園のアースガーデンへ。ここに来ると旅繋がりの友達と沢山再会できる。旅繋がりの友達は、ぼくの長かった髪を惜しそうにしていた。旅のカルチャーにいるとやっぱり長髪が格好良いのかなと思うし、ぼくもそれにこだわっていたのだけど、そこから2年の東京生活でだいぶ心境が変化してきたのだなと自己認識をする。

午後からはOneKitchenにて、野口の種の野口さんにより4時間にも及ぶお話と、遺伝子操作種子のアメリカの会社・モンサントについての映画「モンサントの不自然な食べもの」を見る。今の世の中の種のまざまざしい現実を見せられた。原発と似た無力感を抱いてしまう。そんなお話の後に、固定種の野菜で作ったディナーが振る舞われる。もちろんぼくは食べない、食べたい、けど、我慢。。。これらの野菜は見た目だけでも、やっぱり違うなと感じた。まず、色につやがしっかりと強い。生き生きと強い。波動も明らかに違う。

この会のおかげで新しい、より安全で良い食への観点が持てた。そして、これからぼくが自身で食べ物を育てていくための、はっきりとした指針が与えられた気分だ。

この日は、朝から出歩いて、沢山の人に会って話して、さすがに疲れた。断食中でなくても疲れる。

夕方のメープルなしで、夜の便意もなし。

 

2012年10月28日(日) 断食七日目

朝一番の、塩水、瞑想。

瞑想中、一度もトイレへ立ち上がることなく。そのまま強い便意がないので、追い水の温めたレモネードを飲むと、便意がやってきていっぺんに出る。今朝の便には、モヤモヤも余り含まれておらず。

今日は、シェアハウスのみんなで冬に仕込んだ味噌開きの会。シェアハウス一同、友達が集まっての朝ご飯会。

朝一番から準備を始める。ぼくはもちろん食べないけど、皆のためにと釜戸でご飯を炊く。murmur magazine12月号のレシピの確認のための一品も、今日作ればみんなに食べてもらえると思い、材料を計って数字をメモしながら料理する。自分で作る時は感覚でやるので、レシピのための重さの数字を出すのはなかなか難しく、確認の繰り返しの作業。

いやいや、断食中に料理をするのは至難の技。味見して、吐き出せば良いのだが、それは食べ物に失礼と思い一口、二口、頂く。が、断食をずるしたようで少し罪悪感。。。

皆がいくら美味しい物を食べていても我慢できているが、自分が作ったもの、特に器の底にへばりついたのをこそぐのはたまらずやってしまう。自分がどのポイントでつい手が出てしまうのかがよくわかり、自分と食との繋がり方を新たな角度で認識。

午後は水筒に温めたレモネードを持って、大好きなコセムラアキラのプラネタリウムコンサートにいく。 CDの音源から期待していたのとは違った物だった。こころに響く音楽と、耳に響く音楽。心で感じる音楽と、頭に残る音楽。そんなこんなを雲を掴むようにモヤモヤと考えながらの帰宅道。明日は、自身のカリンバ・ライブ。どんな音が自分から出ているのだろうか?どんな音が底にいる人たちに響いていくのだろうか、、、。

家に帰って瞑想。瞑想の時間がまさに、「霞を食べる」エネルギー補給の時間になってきた。

夜に飲んだレモネードで夜の便意がある。

体重計に乗ると、56kg代をキープしていた。

 

2012年10月29日(月) 断食八日目

朝一番の、塩水、瞑想。

瞑想の一時間は便意をコントロールできるようになり、瞑想後にトイレへ。昨日、羽釜でご飯を炊いた際に味見した玄米がそのままの形で浮いている。「やっぱり、玄米はよく噛んでたべないと、せっかくのが消化吸収されずのまま出てきてしまうのだな。よく噛んで食べよう」と便器を覗きながら、まじまじ思う。2度目3度目の便は、ほぼ水分のみ。

yogaの練習へ。練習前半は体が軽くて気持ちよいのだが、後半になってくると少しふらふらする。

ひさしぶりにスタジオで会ったえり子さんに「大分やせたね」と言われる。ぼくもやせ過ぎの見た目が少し気になる。。。

ヨガの帰りは1年半ぶりの歯医者へ。虫歯が一つも出来ていなかったようで、安心する。

家に帰って、お疲れのあまり昼寝を一時間。瞑想センターの時も朝4時におきて、昼寝1時間の習慣だったから、このリズムも悪くないと思う。

起きてから掃除に、ライブの会場設営の準備、詰め込み。キビキビと精力的に動く。瞑想一時間して、いざ出発。

お昼はふらふらしていたが、お昼寝後だいぶ落ち着き、ライブへの高揚感からか、荷物詰め込みの力作業の時にはもう飛び跳ねるような気分。なんだか嬉しい気分。

ライブ会場OneKitchen到着。搬入時の空には、それは見事な満月。凛と澄んでいて、強い月。冬の始まりの空気がピンっとしている。

この晩の演奏は、今までになく澄んだ音。音の一つ一つが、張りがあって伸びやかである。その様に自分でも驚き、手放しで「今晩のカリンバはこういう音を出したいのだな」と感じて、カリンバと対話しながら音を出して行く。

月明かりと、水がしたたる音、カリンバの一音一音が、断食で空白がうまれた心と体の中によく染みていく。染みていく余韻を楽しむ演奏。

音は素晴らしい。目に見えない物だからより深いところで共有が出来る。ぼくたちは確かにその空間と時間を共有しているが、各々がそれぞれにインナートリップをしている。音が止み、余韻のなかで目を開くと、みんながそこに確かにいる。それぞれの旅のぬくもり携えて。ぬくもりをそれぞれに肌で感じ合って。

さすがにライブ後は疲労感に教われる。気持ちのよい疲労感。

恒例のライブ後の甘酒をみんなに振る舞うが、ぼくは我慢、我慢。。。この疲労感に甘酒がとっても染みるのをよくよく知っているものだから、それが習慣だから、欲する感覚が体中が包まれる。が、人の目もあって、その感覚をやり過ごすことに成功。一人だったら危ないところだった。

お客さんが帰った後に、OneKitchenのハラタク君と男2人の募る話をして、ライブ様にお店に敷いたお布団の上で2時に就寝。

 

2012年10月30日(火) 断食九日目

二時に寝たにも関わらず、いつもの習慣で5時に目が覚めてします。太陽が昇ってくると自動的に、目が覚めてしまう。

今朝はお泊まり先なので、塩水クレンジングは遠慮しておくことに。

瞑想1時間するも、いつもより集中できず。昨晩のライブの高揚感がまだ残っているからだろう。深い瞑想には集中力と同じく、心の平静さが大事なのだとまざままざと実感。

会場の片付けをして、車に詰め込み、ハラタク君もいっしょに練馬へ帰宅。

おばあちゃんの死ぬ前の最後のお願い、「バラのアーチ」を作る仕事をハラタク君にも手伝ってもらう。今年の始めの庭作り以来の、一緒に体を動かしての大工仕事、やっぱりいいものだ。

お母さんが昼食を用意してくれる。お母さんが「たくやは食べないの?」と聞かれるが、断食中なので断る。悲しそうなお母さん。よくよく考えたら、自分の子供が10日間も何も食べなかったら、親としては心配だろうに。。。

みなの食事中、お茶を頂く。寝不足のせいか、強い眠気に教われてソファーの上でうっかり、居眠り。

居眠りですこしすっきりした後のに午後の作業。さすがに2人でやると仕事が早い。(そして楽しい!)お婆ちゃんの夢のアーチも1日でほぼ完成。

ハラタク君は仕事があるため日暮れ前にお店に戻る。ぼくは一人お庭に残って、作業の片付け。集中が切れたのか、どっと疲労感に教われる。さすがに断食九日目で大工仕事はきつい、、、。

エネルギー補給と、メープルシロップをペロリ、ペロリ。

お風呂に入る前に体重計にのると57kg。すこし増えている。直前に水分を取ったせいだろうか?とにかく、断食をつづけても56kg以下には体重が減らないということがわかり安心する。出す物は出し切ってこれ以上は体重が落ちないということだろうか?お風呂にゆっくりと入る。

さえこちゃんが、豆腐グラタンにカリフラワーポタージュととっても美味しそうな物を夕飯に作っている。単純に「美味しそうだなー」と思うが、食べたくてしょうがないという衝動には駆られない。食への欲求も大分滅却されたか?しかしそれも、食の楽しみが少なくなったようで、つまらないことだなと思ったり。

夜の瞑想1時間して寝る。あと一日。

 

2012年10月31日(水) 断食十日目

朝の塩水、瞑想1時間。

瞑想後も便意はなく、尿で水分が排出される。昨日、一日、間を空けたのがいけなかったのか?

もしかしたらYogaへいく電車のなかで便意に襲われないかと心配するが、とにかく家を出る。スタジオについて、尿が何度が続き、落ち着く。

相変わらず、練習後半に疲労感を感じる。

そういえば、腰の重さもこの断食中にほとんど取れた。お腹の張りも同じく。練習に復帰して一週間、だいぶ体が動くようになってきた。練習中疲労は感じることがあっても、倦怠感のようなものはまったくない。全体的には体の柔軟度が上がった気もしないでもない。

練習後、スタジオの仲間にお茶に誘われるもmurmur magazine12月号の締め切りが本日のため、直帰して、作業をする。久々にPCを開く。

レシピの確認で、台所に立つ。味見と称して、思わずペロリ、ペロリ。

「味見」はマジカルワードのようだ。味見というとあまり罪悪感を感じない。中米旅行中も、食べ物市場で「おばちゃん、これ味見させてよ」と言っては、ちょこちょこ食べさせてもらっていた。(貧乏臭いですね、、、。)

PC開いたついでに、他の作業も一気にこなす。PCに向かうこと数時間、何とも言えない体の疲れを感じる。

夜の瞑想のときも、頭がパンパンに膨張した感じがしていた。寝る時もそれが続いていたが、しばらく布団の上でカリンバを弾いていたら緩んで、そのまま眠りにつく。

これにて10日間終了。明日からの回復食が重要。ぼくはここで、いつも失敗する、、、。頑張ろう。

 

まとめ

  • 目的だった口の切れは10日目が終わった時点ですっかり治った。
  • 同じく、腰にお腹の張りの調子も上り調子。
  • 体がやわらかくなった。
  • いつもより集中しやすい。とくにものを書く作業。
  • お腹のなかはすっかり洗い流された気分。半年に一回のペースでできたらと思う。
  • メープルシロップをそのままなめて、ズルをした、、、。次回は厳格にやろう。
  • 同じく、味見と称して何回か固形物を口にする。
  • 体重は3~4kg減。あるラインからは減らなくなった。
  • 少しフワフワとする感じはあるが、よわってよわってどうしようもないと言った状態には一度もならず。このマスタークレンジングドリンクがほんとうによくデザインされているのだなと感心。
  • 毎朝の塩水クレンジングも、気持ちよいほどよく出て、お腹の中がどんどん洗い流されていくのが感じられた。
  • 以前にただハーブティーを飲むだけの1週間の断食をしたときはフラフラだったが、それに比べて10日間驚くほど元気だった。メープルドリンクのおかげだ!