久方ぶりに映画館に行って映画を見ました。
青山まで自転車をこいでいったら、帰りに尾てい骨がとてもいたくなりました。けど、とても自転車楽しいです。普段乗っているバイクの速さでは発見できないことが沢山。のんびり動けば動くほど発見が増えます。そのうち自転車にあきたら、歩きに挑戦しよう。そしたらもっと色々発見してしまいそうです。カメは何を思いがらあんなにのんびり動いているのだろう?しかし、カメよりも圧倒的に驚愕なのはナマケモノです!!僕が生まれてはじめて見た動いているナマケモノは南米ボリビィアの街中の広場の木に棲んでいるナマケモノでした。彼はちょうど地面から木を登っていくところでしたが、そのノロさに僕はある種の恐れを感じました。ど、ど、どうしてあんなにノロいの???何かちょっと進化の過程で間違っちゃんじゃないの?????そのノロさに周りの人々は時を忘れて顔に笑みを浮かべてナマケモノを見つめているのでした。あの時間の流れのなかにナマケモノは何を見ているのでしょう?
で、見た映画は「いのちの食べ方」というドキュメンタリー映画です。野菜、卵、牛、豚、鶏などの食物の大量生産についての映像です。ただただ映像のみです。そこに映し出されていた映像では、我々人間の食べ物は機械によって生産されています。そしてそれに携わっている人々も機械のごとくはたらいています。
そこには食物のいのちに対する、動物のいのちに対するありがたみの念がまったくありません。食べるということは神聖なことです。いのちを頂いて、自分のいのちを保っているのですから。いのちといのちのやり取り。人間は欲(食欲、それに金欲も関係しているかもしれません。)のために故意にいのちを生産しているのです。それでいて、そのたくさんのいのちはゴミ箱に捨てられるのだから。。。
物質的肉体の形成は口から体内に取り込むものに多くを依存しています。毎日毎日、病んだものを口にしていたら体も病気にもなるでしょう。活き活きしたものを食べるならば、体も活き活きするでしょう。すくすく気持ちよく元気一杯に育った野菜を食べるなら、自分のこころも晴れやかな気持ちになるでしょう。お腹一杯たべて、こころも体も満たされましょう。
正直なところ映画の映像はかなり不快なものばかりです。何度も目をそらしました。けど、その映像に写っているいるものを、口から体の中に取り込むと思うと(いざ食べるときには上手に姿かたちをかえてお皿にのっているのでしょうが。。。)、もっと気分が悪いです。
食というのは本当に難しいです。
僕は数ある欲の中で(物欲、性欲、金欲などなど)食欲が一番強いです。。。
映画HP
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
5 comments
eikou says:
12月 15, 2007
オラ!
ごはん考えられますな。自分なりに考えて、寺で教わった
感謝の念のうちで頂く菜食ごはんが最高!
と、ほんと思います。魚は食べるけど。。
まずは自ら食に対してのありがたみを一時も忘れないように精進精進。
とても良い文章だね。新聞とかもこういう事書けばいいのに。どうもありがとう∞
tami says:
12月 15, 2007
食はいのちなり!
この言葉を身をもって知ったのは、ソラがお腹にいた時だったよ。体が心が食べる物全てに正直な体にどんどん変っていて、鈍っていた私の感性や五感はとぎすまされていった気がする。
出会う人、物、建物のvibrationだけで、波動が伝わってきてた!食べるものもそうだね。だから体が受け付けない。
生きたシンプルな命しか。
それはそれはすごい
変化だったよ!
変に固まった菜食をしてた時もあったけど、やっぱり、工場で加工されても、同じ命なんだって、命を頂いてるんだと思う。
だから!いつも食べる時は命をありがとうと感謝して美味しく頂くって事が、大切なんじゃないかな?って思う!
感謝だねぇ!
takuya says:
12月 16, 2007
eikou>>
Hola! Como estas?
もうメキシコから帰ってきたのかな?楽しかった?
そう、いつでも感謝の念をもって頂ける気持ちを持っていたいよね。けど、ついつい食べることも毎日の当たり前の行為になってしまってその気持ちを忘れしまいがちです。
tami>>
たみはそらと一緒に自然一杯のなか毎日成長しているようだね。
来年こそは遊びにいくよー!
まさ says:
2月 28, 2009
気になってたんでDVD借りてみて見ました・・・
これを映画館で見ようと思う君はすごい
不思議な感覚を覚えました
んでチェーン店の料理とか食べたくなくなってしまった
ゴリラはバナナばっか食べてるけど体格いいよね
野生のゴリラは人間より健康的にウホウホしてると思います
takuya says:
3月 3, 2009
そうだよ、食は命なりだよ。
この映画は食材の生産過程を写しだしているだけで、そこから食品加工の段階でさらに化学薬品を使ったりしての工程が行われているのだろうね。
これから僕たちも自分たちだけでなく子供たちも育んでいく世代になってきたけど、親の無知のために子供たちが被害を被るのはかわいそうだよ。
できることからちょっとずつやっていこう!