ある日の野良仕事
石垣の中段に、3年前に植えた枇杷の木に、実がなり出したのを目撃。
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上段の石垣から枇杷に覆い被さる木の枝の剪定するため、腰にのこぎり携え、駆け上がる。
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枝に巻き付く、藤蔓。
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その晩、夜な夜な、藤蔓編みました。
お勝手の片隅、おくどさんの横、土間の地べたに座り込み、藤蔓編みました。
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木屑が出たって、水が滴り落ちたって、ぜんぜんヘッチャラ、ウエルカム!
土間の効用にしみじみ感心のわたし。
そこに
「これを待っていたのよ」
しみじみ土間の声。
「へっ!?」
「おかげさまで、いま、わたし、とーっても土間な気分なのです」
「そ、そうですか。わ、わたしも、いま、とーっても土間の家に暮らしている気分になりましたよ・・・」
聞いてしまいました、そのお声・・・
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『オッケー、土間ライフ始めましょう!』
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トンテンカン、トンテンカン
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『片隅と言わず、ど真ん中、土間ライフ!』
トンテンカン、トンテンカン
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トンテンカン、トンテンカン
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トンテンカン、トンテンカン
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出来ました
『さあ、土間ライフ始めましょう!』
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藤蔓のお次は、
ちどりお婆ちゃんに習った、い草のバックを編んでみる、編んでみる・・・