夏の旅から高知に帰ってきてから初の海へ出かけ、よい波にご満悦しながらの山の我が家への帰路、道の駅にて、WiFiストップ。

さて、「ささたくや サラダの本」が発売されてかれこれ、一年半たちました。今回、TUVAから帰国して8月後半〜9月上旬で廻った今年初めてのTABI巡業で、サラダの本の感想を伝えてくれる人がたくさんいて、たくさんの励み、感動を頂きました。そこで、以前より温めていた、本誌に掲載することが出来なかったキューブの絵や文章の作品達:Spin Out Worksたちを、こちらのBlogで紹介して行きたいと思います。版元のmm booksにちなんで、また、ささたくやとかけて、ss booksなるものを立ち上げて小冊子をつくろうかと、ブーテン・チコウさんなどと盛り上がりもしましたが、時間ばっかり過ぎてしまい、せっかくのサラダの新鮮さが損なわれていくのが一番もったいないと思い、こちらで連載にて紹介していきます。

また、TABI巡業では久々に「TABIのお話会」もさせて頂きました。お話会の後の、参加者のみなさんでのシェアの時間が、ぼくにとってとても得るものが多くて、というのも、こちらからのメッセージを各々がどのように受け取ってくれたのか、どの部分が響いたのか、ぼくが言葉にしたことの意味はそこに存在したのか、ということを実際の言葉として実感できるチャンスをみなさんが差し出してくれていて、それを我が手に取って受け止めて、その温もりを感じることで、またぼく自身にもその反響の仕方から感じ学ぶことが沢山あるのです。そういった意味では、「サラダの本」で響かせた振動がみなさんにどう響いたかを、今回お会いしたみなさんの生の声でぼく自身の内に振るわせることができたのも、大きな意味がありました。こうしたやりとりの中から、自分の中にもっと自分の経験を表現して伝えたい(特に自分より若い世代の人たちに)という欲求が存在しているのを自覚しています。そう、いままでの旅の経験を本にしたいという、強い気持ちがあります。この経験も上記のサラダの本のキューブたちと同じく、時が熟しすぎると腐敗の方向へいってしまうので、とりあえず、このBlogでの連載という形で言葉に起こす作業を始めていきたいと思います。そこで、書き出しのはじめのゼロからの推進力を生み出すのが目的です。この想いは、もうかれこれ10年以上もっていましたが、今が熟し時ではないでしょうか。以前のぼくの衝動は、まだ実が青く、苦々しく、押し付けがましいものだったかもしれません、エゴがたくさんついていましたので、、、、。え、それは、若さ故の、エゴ? など、など、ということも本に書いていきたいな・・・。

 

上記2つの内容を、それぞれ、

【連載:Spin Out Works from 「ささたくや サラダの本」】

【連載:ぼくの旅路】

として毎週、綴っていきたいと思います。

 

我が家にインターネットはありませんので、なかなか気合いが入りそうですが、楽しみです!

どうぞ、よろしくお願いします。

 

20190924 ささたくや