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台湾縦断歩行

Day 7

新年快樂 🐲

なんとも、大晦日の晩にお世話になった家族の集まりは、昨晩のうちにほとんどの人たちが帰ったので、新年の朝は少人数で静かな朝だった。軒先でお茶を飲んでいると、ご近所の人たちがパラパラと新年の挨拶にきていた。

朝ごはんをいただいて、お礼を伝えて出発。

道中の食事にと、お土産をたくさん持たせてくれた。畑からわざわざパパイヤにグワァバも採ってきてくれた。その想いは嬉しいが、担いで歩くのには重い。袋いっぱいの食料やお菓子は随分とお断りさせてもらったが、おじさんたちが自分で育てたという採りたての果物たちはありがたくいただくことにした。道中に食べたそのパパイヤが、メチャクチャ美味しくてびっくりした。きっと、畑で一番熟れた美味しいやつを選んで渡してくれたのだろうな。その気持ちも感じる美味しさだった。

そうそう、もともと、新年はどこもお店が閉まるとの噂を聞いていたので、一昨日のうちにアクにスーパーに連れて行ってもらって数日分の食糧も買い込んで担いでいるのだが、今日歩いて抜けた街では、なんと屋台が並ぶ新年の賑わいで、いつも以上に食べものに溢れていた😆。コンビニもどこも開いてるではないか!なんなら、屋台のご飯をたべたいぐらいだったけど、バックパックにはたくさん食料が入っているので、自粛する。

水墨画のような山の景色を左手に見ながら、ずっと歩く。

通り過ぎた街に、お寺に、家々の玄関先にと、どこも新年の晴れやかな雰囲気で、歩いているこちらも清々しい気分だった。小さな頃から、このお正月の晴れやかな雰囲気が好きだったなあ。

午後は山を抜けて歩いていたのだが、地図を見るに、この先また大通りに出るようなので、そうすると野営地を見つけるのが大変そうなので、少し早めだが小川の脇に良い場所があったので、そこにテントを張ることにした。

18時にはテントのセッティングができた。

このぐらいの時間だと、しっかりと晩の瞑想1時間することができる。

いつもは疲れすぎていいて、せっかく瞑想しても寝落ちしてしまうことが多々である。瞑想後は、簡単にごはんを食べて20時に床に着く。