TABI展終了しました。
あっと言う間の1ヶ月でした。楽しかったなー。ありがとうね。
遊びに来てくれた皆さんTABI展はどうでしたか?
僕は色々な人達とお話することができて楽しかったです。
頭のなかで思い描いていたことが結構できたんじゃないかな。
今回予定が合わなかったりでこれなかった人もいるみたいっだので残念。。。
けど、またこれからもいろいろとやって行きたいと思っているので次の機会こそは!!

『TABI・PARTYより。僕はバジル・チャパティ、バナナ甘酒ケーキ、おから甘酒ケーキ、三五八漬け、枝豆作りました。』

『今回一緒にTABI展に参加してくれた七生さん。注文でできあがった自分のくつに、ビーズを縫い付けてカスタム中。』

『似合ってるね!』
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旅してきたことが今回、写真なり、お話なり、くつだったりと形となって皆に伝えることができる機会をもてたことは本当に僕にとっては特別な思いがあります。
大学生の頃とか「旅ばっかりして、就職活動もしないでこれからどうやって行く気なのさ?」とよく周りの人に言われてて、自分でもよくわからず漠然としてて不安になってしまう気持ちも一杯あったけど「自分のやりたいことを、自分に嘘をつかずにやって行きたいだけなんだ!、それが何が悪いんだよー。」という思いを当時抱いていました。そして大学を卒業してもまだまだ旅がしたくて、この思いは抑えても抑え切れなくて、周りの人たちに特に家族に後ろめたい気持ちもありながら、「夢だったジプシーみたいな馬旅をしてくるよ。」「お金は旅先で物作りでもして稼げるようにがんばってみる。」と言い残して日本を発ちました。そして馬にのり、道売りをし、と旅してきたことが日本に帰ってきて東京でこういった形になったことは本当に特別な思いです。
けど、こうやって僕が好きに旅ができるのも本当に恵まれているからであって、日本の家族や友達の協力があってのことだし、旅先でも沢山の人々から一杯助けてもらってきました。そして本当に素晴らしい体験を一杯一杯させてもらいました。その素晴らしい体験を少しでも皆に伝えることができたらな、これが僕が今できる自分の役割かなと思ってのTABI展でした。
そう思うようになった1番のきっかけは、アメリカのサウス・ダコタでネィティブ・インディアンの人たちに2ヶ月程お世話になっていた経験からです。彼らは僕達のことを本当に家族の一員として向かい入れてくれて彼らの持っているすべてを僕達とシェアしてくれました。僕が「ありがとう。」というと彼らは決まって僕にこう言ってくれました。「当たり前のことだ。けど本当にお前がそう思っていてくれるのなら、その気持ちとこの経験を日本に帰ったときに家族や友達に、一人でも多くの人に伝えてくれ。そしてもしまたお前が日本から戻ってくることがあれば、友達をもっと連れて来い、そして家族をもっと大きくしよう。」と。
くつ作りもくつを透してこころのこもったもののあたたかさが伝わればなぁと思ってやっています。そういう思いがあっての、一人一人会ってお話聞いて、足型とってのオダーメードです。くつは嫌が用にも使い心地の違いが感じるものなので機能的にもしっかりとこの気持ちに見合ったものが作れるように精進していかないと。。。。。
日本は物質的に裕福な国で、何でも簡単に手に入ります。
大量生産の良いものが安く手に入り、壊れたり、古くなったり、流行がすぎてしまえば新しく買えば良い時代です。
しかし手間隙かけて心をこめて作られたものもやっぱり良いです。
おばぁちゃんが手塩にかけて育てた有機野菜は、大量生産の農薬が一杯かかってる野菜より全然美味しいです。
冷凍パックで電子レンジから出てくる食べ物より、お母さんが作ってくれた夕飯はお代わりもいっぱいします。
手織りの布の洋服は着ていてここちよいです。
こういったものたちは欲だけでなく心から満たされます。
などなどとこころのなかで思ったりもしているのですが、単純に楽しくやっています。 これからもどうぞよろしくね。



『子供は世界中どこに行っても一緒だね。』

『わーい、わーい。』