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12/3 Sun.
冬晴れの朝
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昨晩から今朝は、今季一番の寒さだった。お勝手の温度計は、朝起きて見ると5度だった。これは、寒い。寒い冬が、迫ってきている。寒さに怯えつつも、同時に、冬が来るのは嬉しい。家の中に暖を焚いて、温もりを感じることは、なんとも豊かなことが。気持ちが、ホクホクとする。外が寒ければこその、コントラストの鮮やかさからの喜びだ。そして、冬の澄んだ空気は、神聖な気持ちになる。この神聖さに繋がっている感覚が、一年のサイクルの中での、冬の時間の意味なのかも知れない。一度、静けさに戻り、内省し、自コン繋がる時なのかも知れない。自己に繋がることで、もうひとつのHOMEを感じる。
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やれ、今朝は、寒かった。寒く、二度寝した。歳を重ねてきて、二度寝ができなくなってきたものだなぁと思うこの頃だったか、今朝は5時に一度目が覚めたけど、寒さにそのままうずくまっていると、次に時計を見た時は8時だった。気持ちのよい二度寝だった。
そうは言っても、いつもより遅く起きてしまうと、いつもの朝の日課のリズムが狂ってしまって、戸惑うところでもあるのだが、まあ、いいか、今日は日曜日だものと思いながら、とりあえず薪ストーブに火をいれて、瞑想をする。瞑想はもう、歯磨きのように、しないと気持ち悪く感じてしまうのである。
瞑想が終わると、湯を沸かし、珈琲をいれ、タンブラーを持って、レコードに針を落とし、パソコンの前に座る。久々に日記を書こうか、という気持ちになったものだ。いや、やっと日記をかける以前の居場所に戻ってきたようでもある。絵も、ここ最近、毎晩一日一枚描けているし。それは、本作りをという大冒険を終えて、家に帰ってきたようだ。
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この春からは、本作りに専念していて、文章を書きたい欲はそちらに全力投球していた。なので、日記はお休みしていた。しかし、同じ文章といっても、日記は、気ままに、ストレッチのように、その瞬間に、体が伸びたい方向に体を動かしていくように、文字を打ち込んでいくので、ある意思を持って執筆をしている本作りとは、感覚が異なるものだなぁ、と感じている。いまも書きながら、久々のストレッチに快感を覚えてるいるし。しばらく動かしていなかった脳みその筋肉の部分もあるなぁと、いや、脳みそだけなくて、体全身の身体感覚を言語化しているものだなぁ、と全身への神経伝達への刺激を感じている。
その反面、今回の『TABIのお話し会』の本文は、過去の記憶と感覚に立ち戻る作業だったので、使っている感覚機能が異なっていた。過去の記憶は、身体のどの部分の神経伝達信号なのだろうか。その不確かなシグナルを、あれだけ言語化していたんだから、なかなかの作業だったものだな。
お!、思いもよらぬ考察に入って来た。こうだから、気ままに書く日記は面白いし、やりたいと思う。ここから、もっとこ考察も深めたいと思うが、いまが「心地よい」ぐらいのストレッチなので、今朝は、これ以上はグイグイ負荷をかけ過ぎてしまわないところで止めておこう。