ぼくの旅路:その1 -TABIの記憶を綴ります−      それは、ちょうど神戸から出発したバスが淡路島からの橋を渡り、四国に入ろうとしているところだった。ぼくの意識はどっぷりとパソコンの画面のその奥の奥に浸かっていた。その平面の奥ゆかさに意識が漂う場所へ、それはまるで、海の底に射し込む光りのごとくパソコンの画面にキラキラと反射する光りが射し込んできたものだから、ぼくはその光り […]