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murmur for men の第2号の発売です。

昨年の創刊号では、ありがたくも、ぼくの半生をインタビューしてもらいました。その記事を読んで刺激になった、などの感想を度々耳にして、ぼく自身とてもありがたい気持ちです。あと、ぼくのインタビュー記事のところだけ茶のクラフト紙でいいね、との感想もよく聞きました・笑。編集者の方が気を利かせてくれていたのですね、ありがとうございます。

あと、特集にあった「不食」のおはなしも随分と反響が大きくて、新たな食の認識が生まれるきっかけになったのではないのかなと思っています。ぼく自身も、世間とは大分変わった食生活(最近ではもっぱらグリーンスムージが主食)なので、嬉しい限り。正直、ぼく自身が一番影響をうけた一人ではないでしょうか。いままで、「これでいいのかな?」と思っていたのが、「あ、これでいいんだ」と納得ができたからです。

さて、今回の特集は「パーマカルチャー」。ただいま東京滞在中につき、四万十のポストに届けられている(であろう)本誌の中身はまだ拝見していませんが、マーマー流のパーマカルチャーへの切り口はどんなだろうと期待を膨らませています。おもえば、ぼくもパーマカルチャーを学びたくて、2010年にニュージーランドに1年間滞在しました。いまの四万十の暮らしでは、その時の経験がとても役に立っています。具体的に何が役に立っているのかというと、もちろん、あれやこれやのパーマカルチャーならではの目から鱗の暮らしのアイデアや技術もありますが、人々の姿そのままがいまでも大きな教えとなって心に焼き付いています。。大人も子供も、自分たちの暮らしをよりたのしく創造的にしていこうという喜びに満ちあふれていました(特に大人が活き活きとしている姿が、ぼくからしてみたらとても印象的だったのですよね)。自分の暮らしを良くすることで、コミュニティの暮らしも良くし、未来の世代達の暮らしもよくしていこうという、その姿。そんな有様からなのか、パーマカルチャーには人々を巻き込んでいく、とても強いうねりも感じていました。

本誌をきっかけに、どんなうねりが起こるか、楽しみですね。

さてさて、ぼくは今号から新連載として、お料理のレシピを掲載させていただいています。レシピは「大根パスタ/バーガー」と前述の「グリーンスムージー」なのですが、この写真がとてもすばらしく、とても満足をしております。カメラマンをオサコフトシ(漢字変換ができないためカタカナでごめんなさい)さん、スタイリングを鈴木えりこさんにしていただきました。ただいま執筆中のレシピ本もこのチームでの撮影です。完成が楽しみ!

この「大根パスタ/バーガー」はTABI食堂の世紀の大発見だと自負しております。とっておきのネタを連載第一回目から披露してしまって、今後どうしようかと頭を悩ませてしまいますが・・・。ちょっと、手間のかかるレシピですが、味はとびっきりなので、是非みなさん挑戦してみてくださいね!