4/20, 5/3~5

*  MONDENKIND art school  *

in 四万十

 

 

 

さあ、暮らしの場にて、新たな学びの場のスタートです。

会場でもあるMONDENKINDは、主催の光猫舎の家族が、馬を飼い自給自足を志す暮らしを営む場所でもあります。ぼく自身も、日々の暮らしの営みによって、自分を取り巻く環境がよくなっていくこと、そんな暮らしをしていきたいと願っています。その環境とは、子供たちの成長も含まれています。日々の暮らしの中で、子供達が生きることの術を学び、自然とのバランスを学び、そして未来を創造していける様な日常を、私たちの意識と実際の手によって創っていきたいです

いままでの旅において、その様な思いを形にして、土地に根ざして暮らしている家族に出会う機会がありました。その土地に暮らす子供たちは、大人たちの手伝いをしながら実に多くのことを学んでいました。それは義務ではなく、大きな喜びでもあるようでした。それは、暮らしの一員のとして、責任をもって仕事をしていくことに充足感を見出しているからの様にも見えました。そんな小さな子供達は個として自立しており、自分の考えをしっかりと伝える様子に、自分の小さな頃と比較して、とても感心したのを覚えています。つまりは、日々の雑務を、言われたからやっているのではなく、自分なりに考えながらやっているからの結果でしょう。それは、大人たちが子供達に考える余白を残しながら物事を共有している意識もあるでしょうし、その結果として、子供達がその仕事を自身で考えながらすることによって確かな達成感からの喜びと,自信に繋がっていく、そんな日々のプロセスでもある様に感じました。それは同時に、大人たちにとっても、大きな喜びと学びの場でもありました。

いまこうして、あの時の家族の姿を思い返すだけでも、魂が震えるような、確かなものを感じます。家族たちの日々の営みによって、未来へと繋がっていく暮らしが創造されいく様子を感じさせてもらったことは、いまでも、ぼくにとって大きなこころの支えとなっています。

(* もちろん、お子さん同伴以外の参加者も大歓迎です! 逆に、ワークショップなども含め、子供たちと一緒に過ごす数日になりますので、そのことを了承して楽しんでいただける方々を募集します。 )

 

光猫・馬2

 

以下、光猫舎HPより

 

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このブログでも度々その名前、言葉が登場しているサティシュクマールさん。
いつも、ずっとシンプルで力強く希望に満ちた言葉で勇気づけてくれます。
淡々とした日々に美しさや喜びを見出し進んでゆけるのも
彼の言葉の力のおかげでもあります。
そんなサティシュさんの言葉をじっくり聞くことができる
「サティシュの学校」という映像作品があります。

アーティストとは特別な人のことではない。誰もが特別なアーティストなのだ。

学校とは自分自身、そして自分と世界の繋がりを発見する場所

本来の教育とは、知識を詰め込むことではない。
すでに備えられている“アーティストとしての自分”に気づくこと
自分の内にある創造性や可能性を思い出し、信じるだけでよいのです

サティシュさんの言葉に背中を押されて、ずっとずっと温めて、
温めすぎて溶けてしまいそうになっていた「学びの場」をはじめます。
「学校」という既成概念が強すぎて、
そこが発想の起点になってしまっていることにしばしば気づく。
オルタナティブ、とかアンチ、ではなく、ただただシンプルに学びの場。
サティシュさんの言葉を聞いていると
そういう自由な心を取り戻すことができます。ほどけてゆくような。

 

2つの企画のご案内です。

ひとつめはこちら

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「『サティシュの学校』の種を蒔こう」
日時:2019年4月20日(土) 16時上映スタート
場所:MONDENKIND
参加費:持ち寄り持参の方1000円 持ち寄りなしの方1500円
(上映終了後夜ご飯を食べながらディスカッションタイムを設けます)
定員:15名

映画「サティシュの学校」の上映会です。
学びの場に興味、関心がある方とぜひ共有したい映画です。
上映が終わったら映画を観たみんなで夜ご飯を食べながら
振り返りディスカッションの時間を設けます。
それぞれの場で種を蒔き、育んでいきましょう。

お申し込みはお問い合わせページより承ります。
お名前、参加人数、持ち寄り持参の有無、をご記入ください。

 

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そして2つめは、実際に「サティシュの学校」をこの場でも実践する、
その第一回目になります。
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「MONDENKIND art school」
サティシュクマールさんからのメッセージを受けて
暮らしの中から輝きを放つアートを再発見する学びの場をひらきます。
季節ごとに暮らしの中で学びが深められるよう、
数日を過ごしながらの宿泊体験型の学校です。

シェアスペース「MONDENKIND」は
農耕馬と共に百姓暮らしを営む家族がひらいた場です。
セルフリノベーションの古い民家、それを囲む庭と段々畑の菜園、
手作りの馬小屋、鶏小屋、すぐ近くを流れる清らかな川。
調理や暖房、暮らしの燃料は薪や炭。
土、水、火、風、様々ないのちのにおい、音・・・
MONDENKIND art schoolは
自然のエネルギーをダイレクトに感じることができる場所で
五感をひらき自らの内なるアーティストを発見する学校です。

第一回は講師にささたくやさんを招いて
「料理をしない料理教室」と旅の話をして頂きます。

日時:2019年5月3日(金)〜5日(日)の2泊3日
場所:MONDENKIND
参加費:おとな30,000円 こども15,000円(年齢制限は特に設けませんが本人に料理教室、お話会に参加する意志があること、が参加条件になります)
※参加費には2泊3日6食、受講料、各種体験 代が含まれます。
定員:母屋宿泊4名 テント持参の宿泊6名程度
※テント持参の場合それぞれ-3,000円になります。

:1日目:(14時〜)
「はじめまして」参加者同士で自己紹介をしながら
畑へいき収穫、ご飯づくり。
夜「サティシュの学校」上映会
私たちの学校の基礎となるお話、
サティシュさんの遠隔講義といったところです。
映画を観て、振り返り、次の日の担当などを決めて
就寝。

:2日目:
朝 チューニング、動物たちの世話、朝ごはん

ささたくやさんの「料理をしない料理教室」
??料理をしない料理教室とは??
詳しくはこちらをご覧ください。
TABI食堂HPより

「余白」ゆっくり過ごす、馬と遊ぶ、薪割りする・・・
それぞれの過ごし方でどうぞ。

夜「馬旅のおはなし」
ファイヤープレイスで火を囲みながら。
旅の話について書かれたTABI食堂のHPより
「これから、おまえはどうやって生きていくんだ』、
子を心配する親の言葉。ぼくは両親の問いかけに、答えらなかった。
「それを見つけに、旅をしにいくのです。」

学びの場でぜひシェアして頂きたいお話です。

:3日目:
朝 チューニング、動物たちの世話、朝ごはん

前日の復習をしながらみんなでお昼ごはんを作ってみる。

昼 昼食、振り返り、解散。


お申し込みはお問い合わせページより承ります。
お名前、参加人数、をご記入ください。
最寄りの駅(中村駅)まで送迎希望の方はその旨お書き添えください。