4/10 (木).

曇りに、しばし小雨

あれ、また雨だ。

4月のこの頃は、春の梅雨みたいに雨が続く四万十である。
梅雨ではなくて、この時期を表現した、桜雨という言葉もあるのかな?

昨晩の絵には、願わくば満開の桜の向こうに青空欲しかったとの思いに、空を青く塗った。
絵を描く効果とは見事なもので、なんだか曇り空への鬱憤も、青空描いていたら晴れたものである。

やはり、絵を描くと、すっきりする。
昨日も晩までにはお疲れの状態だったのだが(PCいっぱいやったせいだね)、絵を描くことにギュッと超集中すると、疲労物質もギュッと流されていく感じ。
そして、絵が今日も一枚生まれたことに「あぁ、何はともあれ今日もよい一日だったな」とその日一日を帰結したすっきりとした思いに辿り着き、お風呂に入って、お布団に入って、眠りに入る。

朝起きて、「どれどれ昨晩の絵はどんなだったかな?」と、絵を眺める。
手放しで絵を眺めたい気持ちもあるし、それでももっと上手く描けるようになりたいとの欲もまだまだあるようで、「さて、今晩は、もっとよい絵が描けるかな」という気持ちになる。

しかし、「上手い」「よい絵」との基準も自分の中で刻々と変わってきているようで、なにか「のびのびと気持ちよく」との思いが顕著になってきている。もちろん技術も上手になったらよいのだけど(そこもはぐらかさずに、鍛錬していこう)。絵を描くとは、「のびのび気持ちよく」を体の運動を介して表現していることなのかもね。

絵を描くことの佳き効用、いろいろありますね。
効用とは、プロセスの最中に生まれては消えていく刺激に対する、体と心の反応でしょうか。
なので、効用を得るためには、とにかく、やることやね。