ネパールに来て、早2ヶ月。

旅の充実より、メールもインターネットもぜんぜんしていませんでした。

書きたいことが一杯あるけど、ざーっと書きます。

写真もいっぱいUPしたいところだけど、自分のPCでないとやり方がよく分からないので。。。

 

ネパールについて始めの1ヶ月はずっとVipassana瞑想センターに滞在して、奉仕と瞑想をしていました。旅は瞑想が深まります。日常から離れてよりシンプルになれるからでしょうか。仏陀の生誕の地だけあって、真剣な瞑想者がいっぱいで、たくさんの刺激を受けました。

この1ヶ月の瞑想のお陰で、日本でこの半年ぐらいどうしても抜けなかった疲れや調子の悪さがスッキリと抜けました。改めて、Vipassanaの恩恵を確認。心の浄化をすると心の器である体も浄化されるようです。

その後は、ヒマラヤを20日間程ひたすら歩いていました。

そう、今回ネパールに来た目的は、ネパールから西チベットにある聖山・カイラスへ巡礼へ行くことでした。12年間思い続けた山です。しかし、結局中国からの西チベットの旅行許可書が日本人には下りないことになってしまい、断念です。

しかし、20日間のヒマラヤのトレッキングでたくさんのネパールにあるチベット文化圏の村々を訪ねて歩くことが出来たのでとても良かったです。標高3000m〜4000mの高地に暮らす人々の暮らしはとても質素で力強く、美しかったです。

いまは、ネパールの首都のカトマンズに帰ってきて、チベット移民がたくさん暮らしているボダナートという地区に滞在して、憧れだったタンカ(仏画)の勉強をチベット僧院に通って、朝から晩まで絵を描いています。以前までボダナートに7年間も住んで、チベット語もネパール語も話す、知人のかおりさんがちょうど仕事でネパールに来ていて、彼女にいろいろ教えてもらって、助けてもらって、ボダナートの暮らしを楽しんでいる毎日です。

かおりさんはこちらで物作りをしていて、こちらの仕事の様子を見せてもらって、知れば知る程、良い物をつくっているのだなと実感しました。こちらでの長年の暮らしから、ネパールやチベットの天然素材やデザインを活かした服や日常使いのもの達を作っています。

(かおりさんのブランド、ai,のHPはコチラ

そして、かおりさんがネパールでチベットFamily に嫁いだお話など、興味深いお話をたくさん聞かせてもらいました。彼女のチベットFamilyの家に一緒にご飯を食べに遊びに行かせてもらったりと、チベットには行けませんでが、かおりさんのお陰でネパールに住むチベットの人々のリアルな暮らしを覗かせてもらっています。僧院でのタンカのクラスも若いチベット僧の子達と一緒で、いっぱいお友達が出来ました。

ボダナートは大きな大きなストゥーパ(仏舎利塔)が町の中心にある町です。人々が常にストゥーパの周りを廻り、五体倒地を行い、祈りに満ち満ちた土地です。そんな人々の姿を常に見て、感じられる日々はとてもありがたく、人々の信仰の恩恵をぼくもわけて頂いています。

さてさて、9月末に帰国予定でしたが、もう少しタンカの勉強をしたいので帰国を延長することにしました。

ではでは、もう少し学びの旅をします。。。