草作家・矢谷左知子さんのアトリエは、葉山にほど近い、丘の上にあります。
お庭からは、湘南の海が一望でき、そして海のむこうには富士山の雄大な姿も。
お庭には、さまざまな草花が共生していて、なんだかとても自然に近い状態のここちのよい調和がそこにはあるのです。
いわゆる、人様の家のお庭というのではなく、野原の横に人が住む家がくっついたような、そんな印象です。
それは、左知子さんの植物達を見る目が、そこに映し出されているのでしょう。
世間一般には、「雑草」と呼ばれ、刈り取られてしまう草も、彼女の庭では、その庭の一人の主役として、共存の一役を担った存在として、そこにあるのです。
まあ、言ってみたら、それは「自然に対して、なるべく手をかけない」、もっと言えば、「何もしない」というだけのことかもしれませんが。
けど、「何もしない」だけだと、確かに「雑草」の生命の勢いに押されて、人の住処としての居心地のよさを保つのが困難になることも、多々です。そのため、人は草刈りをするのでしょう。
しかし、そこに何かしらの植物たちとのコミュニケーションが介在していると、お互いの心地よいバランスを生み出すことのできる調和が、生まれてくるのです。そう、彼女の庭を見て、思うのです。
彼女の庭の植物達は、本当に一つ一つが、その庭という協奏曲を奏でる、一役を担っていて、それぞれにキャラクターを持っているのです。それは、左知子さんが「この植物はこんな子でね、あの植物はあんな子でね」とお話するのを、時に触れ、耳にしているからでしょうか。
そう、彼女は確かに植物とコミュニケーションをしているようなのです。そうして、そのコミュニケーションのなかから、植物達が語りかけてくることが沢山あると言います。
実は、植物達は人間に伝えたいことが、いっぱいいっぱいあるのだと。
そんなお話を、彼女のお庭で伺いたいとおもいます。彼女の言葉を通した、植物達の声。
夕方には音の時間も。音を通して、その場のもの達とつながれる世界も感じたいです。
ささたくや
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11/3 Tue ・祝
13:00~15:00 『草をめぐるお話・話し手:矢谷左知子 聞き手:ささたくや』・予約制20名/ ドネーション
* お話会後、TABI食堂のドリンクとスィーツの販売あります。
追記:満席となりました、ありがとうございます。
17:00~19:00 『TABIの音楽会』・予約制20名/ ドネーション
* LIVE後、TABI食堂のご飯の販売あります。
追記:満席となりました、ありがとうございます。
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— ドネーションについて —
お話会はドネーション(お気持ち、寄付)でやらせてもら
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【ご予約】
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・件名「TABI食堂@草舟」・本文「参加希望のイベント名と日付、お名前、人数、連絡先」
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