笑坐(えみおわす)版店。
ぼくの大好きなお友達カップル、なおきとじゅんちゃんの作る、手紡ぎ、手織り、草木染の布を使って、手縫いで作った衣服たち。

『photo from えみおわす。』
ネタバレになっちゃうけど、僕はえみおわすの服ばっかり着ている。
着ていて楽で気持ちよく、そしてお洒落なのだ。
なおきとの出会いは、大学の夏休み、神戸から上海にいくフェリー・鑑真号。そのまま、中国、チベットを一緒に旅した。なおきと一緒に旅していると、日常のちょっとしたことや、人とのふれあいの一つ一つが、暖かくて微笑んじゃうような出来事になってしまうから不思議だなと思っていた。ぼくは、そんななおきの人柄の手助けのおかげで、チベットで淡い恋をした。そんな頃なおきはチベットに来る直前に中国で出会った日本人の女の子じゅんちゃんに恋をしていた。
ぼくが大学を卒業して3年旅して日本に帰ってきたら、なおきはじゅんちゃんと一緒にくらし、二人でとてもとても素敵な服をつくっていた。
二人は、タイ、ラオスの山岳民族の村々を訪ね、村人の昔ながらの手仕事の暮らしを一緒にすごし、布を探す旅をしている。二人の‘布の旅’の話にいつも心はわくわくさせられる、いつか一緒について行きたいものだ。そんな布たちをタイのおばちゃんたちに昔ながらの手縫いで服を縫ってもらっている。

『photo from えみおわす。』
インド、ヒマラヤでは‘羊毛の旅’もしているようだ。

『photo from えみおわす。』
まさに、すべて、手仕事、自然素材の衣服たち。
手紡ぎ・手織りの布のやさしい素材感にホッとし、草木染の素朴な色たちにわくわくする。
じゅんちゃんは、洋服のデザインもさることながら、版画家である。
これまたとっても暖かみのある、ほっとする作品ばかりで、これまた大好き。じゅんちゃんの版画の中には、日常の1コマがほのぼのとした空気をもって刷り込まれている。いつかぼくが田舎で古い日本家屋にすんで、じゅんちゃんの版画を飾るんだ、と夢・想像を膨らませられる。
そんな、えみおわす。
秋冬展が来週木曜日19(木)より行われます。
是非、皆さんにも手にとって見てもらいたいです。
詳しくは ・えみおわすBlog
      ・えみおわすHP  にて。
以下、えみおわすHPより展示のお知らせ。
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『今回の秋冬展のじゅんちゃんの版画のDM。
 HPでもたくさん作品がみれるよ。』
エミオワスの秋冬展
タイ、ラオス少数民族の手紡ぎ手織りの
藍染めの布をつかったジャケットやパンツ。
朱色や茶色、格子柄を組み合わせた巻スカート。
ヒマラヤの村からは、手紡ぎの羊毛を手編みした
靴下や大判のショール、ヤクの毛のルームシューズ、
レッグウォーマーなどあたたかい冬ものが届きました。
是非お立ち寄りください。お待ちしております。
2009年11月19日(木)~29日(日)
10:00~19:00(日曜、祝日は18:00まで)水曜休み
ルシャレ/ルヴァンのカフェ
東京都渋谷区富ヶ谷2-43-13
Tel. 03-3468-2456
小田急線代々木八幡駅より徒歩5分(駅に地図あり)