20230501

『 十川の鯉のぼり 』




5月に越して来た僕は
鯉のぼりが空に舞うと

またこの土地で
一年を過ごしたのだなと思います


これで、11回目の鯉のぼり
移住11年目のスタートです


山が新緑に染まる4月~5月、四万十川では、色とりどりの鯉のぼりが、川面を渡る風をうけて悠然と泳ぐ姿を見ることができます。その数500匹余り、この季節は県内はもとより県外からもたくさんの観光客が訪れます。 

この「鯉のぼりの川渡し」は、昭和48年ソフトボールをしていた少年たちのこんな言葉から始まる・・・ 

「最近は僕らぁが、大きくなったき、家で鯉のぼりを上げてくれん」 
こんな会話を聞いた、当時の体育会のお兄さんたちは、 
「よっしゃ。それやったら、おまんらあの鯉のぼりを、持ってこい!おれらあが、まとめて上げちゃうき!」 
と、翌昭和49年に50匹程の鯉のぼりを、ロープを使いながら川の上になんとか渡した。そんな、体育会のお兄さんから子供達への、心のこもったプレゼントが「鯉のぼりの川渡し」の始まりである。 
 十川体育会のメンバーは、30年以上もの間、この子供たちとの約束を守り続け、毎年忘れることなく鯉のぼりを四万十川にかけ続けている。(当時の子供達は、すっかりおじさんになってしまったのだが・・・) 


その後、この取り組みはマスコミ等で取り上げられ、全国各地から鯉のぼりが送られてくるようになる。

四万十町役場HPより