大工の谷本さんの茶畑で、お茶を摘ませてもらいました。
一番茶を刈り取った後に伸びてきた新芽です。これから二番茶の為に木を切りそろえるので、その前に穫っていいよと。
お茶は摘んで、すぐに煎って、揉んでと処理をした方がよいらしく、一日仕事です。引っ越してきたばかりの家の片付けもやらないとだけど、お茶を摘めるのは今だけ、自然は待ってくれません。いままでは余り時間を気にせず暮らしていましたが、これからは暦をしかりと見据えて計画して暮らしていかないといけなそうです。
四万十川をバックにお茶摘み。一つ一つ手で摘んでいくのはなかなかの大変な作業。お茶のありがたみが増しました。お隣のリョウタくんは、「虫食いの葉が旨いらしい。」と、虫食いの葉っぱだけを穫っていました。
もちろん作業が終わった後は川でひと泳ぎ。
摘んだお茶っ葉をもって、近所にすむケンちゃんの家にお茶の作り方を教わりにいきました。ケンちゃんはお茶作りにはまってしまって自分でお茶をいる用の釜に作業小屋を作ってしまったようです。格好いい!
まずはお茶を軽く煎ります。徐々にお茶屋さんを思い出す匂いがしてきました、いい匂い。
そして、揉みます。楽しそう!
番茶はここまでの手順で後は天日に干すそうです。煎茶はこの後、煎り続けるようです。
紅茶もつくってみました。紅茶は生葉から揉みます。揉んでいるとだんだんと赤くなってきました、なるほどだから紅茶というのだね。匂いもだんだんと紅茶の匂いになってきました。この後は湿度の高いところで保温をして発行を促した後に、乾燥させるようです。
同じお茶っ葉なのに、手順の違いでこんなにも色々な味が生まれるのですね、面白いな。
さて、さて、どんな味になるのかな。出来上がりが楽しみ。
1 comment
宇宙船のつくり方 | TABI says:
9月 3, 2013
[…] 春に摘んだ四万十の新茶で酵素ジュースを作ったところ、あまり上手に作れなかったのでそのまま放っておいたら、しばらくするとあれよあれよと液体から個体が生まれて来ました。 […]