どうやら、スズメバチが我が家の軒下を気に入った様子で、朝起きると何十匹ものスズメバチたちが巣作りに飛び回っております。

こちらの家の住人の私としては、あまり歓迎しがたいシェアメイトなので、こちらの巣作りは遠慮してもらいたいと七輪に煙を炊いて、スズメバチに嫌がらせ。(ちなみに、蚊取り線香では煙の威力が弱く余り効果がありませんでした。)煙に巻かれると、巣作りもあきらめて、一旦その場を飛び去ります、作りかけの巣を遠巻きに見守っています。家の中にも入ってくるので、この暑いのに戸を閉め切らなければいけません。(機能的に窓の部分には網戸がありますが、戸の部分には網戸はありません。家の全面を占めている戸は昼間は開けっ放しにしていますが、夜は蚊も入ってくるので閉めるので暑いです。戸に早く網戸をつけたいです。あと蚊帳も欲しい。)

煙を切らさないように続けていると、昼過ぎの強い日差しの頃には、数匹を残して、スズメバチは何処かへ退散していきます。そして、夜のうちに棒で突っついて巣を落としておきます。

さて、明くる日。

また、朝一番からスズメバチの大群です。釜戸で火を起こして、火を七輪に移して、煙を炊きます。遠巻きのスズメバチも午後には退散。(巣作りの、今ぐらいのスズメバチの気分は穏やかなもので、そんなに攻撃的ではないようです。幼虫が生まれて、えさ探しに躍起になっている頃は、もっと気をつけた方がよいらしいですよ。)

そして、また明くる日、、、。

スズメバチとの根気比べ合戦になってきました。

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この繰り返しの毎日、けど、週末に家を数日空けるのでどうしたものか、、、。

そして、思いつきました!

我が家にある昔に作ったスズメバチの巣の跡や、他の家のスズメバチの巣の跡をみると、どこも南向きの、障害物のない、雨風のよけられるところに堂々と巣が作られています。逆に、木陰や、ちょっと奥まったところに巣があるのをみたことはありません。毎日せっせと我が家にやってくるスズメバチを観察していると、巣を作ろうとしているところも、遠くからでも良く目について、まっすぐ飛んで来れるところです。

なので、巣を作りたがっているところに障害物を置いたら、スズメバチの「巣をつくりたい条件」の要項を充たさなくなって、諦めるかなと、畑のトマトの支柱用に切った竹の頭の笹の部分を片付けようと、引きずっているときに思いつきました。

さっそく笹を、軒下全部にぶら下げて。

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お出かけから、三日後に家に戻ってきたのですが、スズメバチが巣を作っている様子は何処にもありません!

その後も、たまに単独行動のスズメバチを一匹、二匹見かけるくらいで、巣作り隊ご一行は現れなくなりました。

これで、問題解決、よかった、よかった。

DSC01264発見、もう一つ。

ガスのない我が家は、炊事は全て薪なのですが、七輪で圧力鍋で酵素玄米を美味しく炊けることも発見。これで玄米甘酒も美味しく作れます。(生食が主なので、火も滅多に炊かないのですが。ちなみに、不便の試行錯誤から、生発芽玄米甘酒も作ってみましたよ。)