久々の旅のくつのお話。
date. 2006.8
place. San Marcos. Guatemara.
made for. Justin

ジャスティン!!
僕の旅で出会った1番の友達。彼とはなんだかんだMEXICO、GUATEMARA、CALIFORNIAと1年近く一緒にいました。初めはMEXICOのPALENQUEでHorseCaravanがキャンプしていたときに会い、それからSanCristbalで一緒に日本人宿に泊まって、その後一緒に家を借りて住みました。その後はGuatemaraのSanMarcosにも一緒に行って半年以上もそこに滞在していました。
彼はミュージシャンです。いつも目をつぶって幸せそうにギターを弾いて歌を歌っていました。はじめはただ吠えたり、わけのわからない事ばっかり歌ってるので『この人は本当にミュージシャンなのかな?』と疑っていたのだけど、しばらくして彼の音楽には上手いとか下手とかそんな概念がないのだと気づきました。ただ心で感じたことを音にしているのだと。彼のこの既成の概念にとらわれない本質を見る感性は彼のほかの部分のライフスタイルにも共通していました。僕なんか全然社会の既成の概念にとらわれた考え方、物の見方をしていたから、始めのころは『おい、おい、ジャスティン。。。』と思うこともしばしだったけど、しばらくして『ジャスティンはすごいなー。』とよく思っていました。僕はジャスティンと一緒にいて本当に沢山のことを学びました。
『たくやにすべて任せるから、僕のくつを作ってくれ。』と言われて、青空の下、SanMacosの湖を眺めながら作ったくつです。
ジャスティンからは今でも『瞑想にたくやがでてきたよ。』とMailをくれます。

『うーーーーん。』

『チラッ、』

『チラッ、』

『Yeahhhhhhhhhh !!』