ただいま。
一週間ほど前に兄の結婚式に合わせて日本に帰ってきました。
今回のたびは、まずアメリカにてVisaが切れるまでの3ヶ月間をLongestWalkに参加してアメリカを歩いて旅をし、その後は以前にもいたMexicoとGuatemaraを訪れていました。
Mexico,Guatemara、やっぱり大好きです。もうむこうに住み着こうかと考えているぐらいです。今回もまた、Mexicoの南、Gutemaraの国境近くのSanCristbalという街と、Guatemaraの湖のほとりにあるSanMarcosという小さな村に長いこと滞在していました。2年ぶりにそれらの場所に戻ったのですがまだ友達も一杯いて嬉しい再会を沢山果たしました。

『Guatemaraのメルカド(市場)。』
最近は‘旅’といってもあまり移動せずに旅先の気に入った場所で生活するという感じです。正直なところ肉体の衰えからかあまり移動して回る気力なくなってきたきがします。(さいきんは以前はまったく気にならなかった長時間のバスや飛行機の移動がかなり心身ともにこたえます。。。)いやいやと言うよりも、‘もの’を創ったり学んだりすることのほうが今はもっと興味があるので、一ヶ所に滞在して創作に時間を使いたいのだと思います。という気持ちがとても強かったので、今回もまた前回訪れて居心地がとても良く、沢山のことを学んだSanCristbalとSanMarcosに長くいることにしたのでした。
まず、SanMarcosは瞑想とYogaをするのに最高の場所です。この湖は世界で一番美しく(実際に世界中の湖をすべて見て回ったわけではありませんが。。。だけどこういう風に言う人たちを今までたくさん耳にしました。。)、その湖のほとりには座って瞑想するのに最適な大きな机のような平らな岩がたくさんごろごろしています。僕は毎朝、日の出前にそこへ行き瞑想して、日の出を拝んで、湖で泳ぐというのが毎朝の日課でした。

『SanMarcosより。』

『もう1枚。』

『Meditating。』
余談ですが、日の出や、日没のときの太陽のCleanな光を直視することはとても体によいらしいですよ。友達に聞いた話では、太陽の光によって目からしか吸収することのできない栄養素があるそうです。もうひとつの彼のお話では、あるベトナム兵が目をこじ開けられっぱなしのまま縛られて一日中灼熱の太陽に照らされているという拷問をうけ、彼はその後視力をほとんど失ってしまたのですが、時間がたち視力が回復するに連れて、小さいころから眼鏡をしないと十分にものを見ることができなかった目がもう眼鏡が要らないほどに回復してしまったそうです。Wow,ラッキー!!欧米では、‘Sun Gazing’などといってポピュラーになっていますし、インドのヨギたちの伝統的な修行の一つにも太陽を直視続けるというものがあるそうです。

『Before Sun Rise 。』

『Sun Rising 。』
SanMarcosは、いわゆるSpiritual系(実際なにがSpiritual系なのでしょうと思ったりもするのですが。)の人たちが沢山集まるところでYogaやMeditationのセンターあったり、マッサージを習えたり、受けたりする場所も沢山あります。僕も前回の3年のたびの間に全部で半年以上ここに滞在して、1ヶ月の瞑想コースに入り、1週間の断食を経験したり、その続きの3ヶ月の瞑想コースでは42日間の沈黙をしたりしました。今回はここで、とてもよいYogaの先生と知り合うことができました。

『サボテンのフルーツ。』

『何のお花だろう?』
MexicoのSanCristbalはコロニアル調の街です。街と言ってもそんなに大きくちょうどいい大きさです。ここは標高2000m以上あり、周りは小高い山々に囲まれています。この山々に先住民の村々が点在し、人々は村ごとにことなる色鮮やかな民族衣装を身にまとい、数種類の異なるMayaの言葉を喋っています。そして、山の村々から野菜や果物、それに手作りの工芸品をもってSanCristbalの街におりてきてメルカドでそれらを売っています。ぼくはこのまさに人も野菜も果物も活気にあふれたメルカドが大好きです。ここでは、僕の大好物のマンゴーにパパイヤ、アボカドが食べ放題!!ここで様々な種類のマンゴーやアボカドを目にして口にしました。本当にいろいろな食材があるので、新しい食材を発見して料理するのがとても楽しいです。食べ物だけじゃなくて、物つくりのための素材探しも楽しみの一つでした。しかも皆手作りで自然のものばかり。藍染め・手織りの布を作っている家族がいたり、チャムラ族の女の人たちは羊を放牧して、羊達が草を食べている間、草原に座っておしゃべりをしながら毛をつむいで、ウールの生地を織っていました。本当に物つくりをするのにも楽しい場所です。アーティストやミュージシャンも沢山すんでいます。僕はグループに入ってカポエラを習っていました。
サンクリは街の要素もあり、自然も一杯あり、食が豊かで、物つくりするのもたのしく、音楽にカポエラを一緒にする仲間もいてとても僕にとってぴったりのところでした。また戻りたいです。

『サンクリのカポエラ仲間。』