「えみおわすの服とTABI食堂のご飯」、楽しい日々でした。いっぱいの素敵な人たちに囲まれた日々でした。ありがとうございました。

お食事は、ほぼ100%国産物を使って、お料理しました。会場で育つ緑豆スプラウツや、ペットボトル栽培のソバの芽もお料理に添え、まさにLive 感いっぱいの食卓になりました。麹から仕込んだ甘酒や、ヌカ漬けやkombucha(紅茶キノコ)の時間ごとに移り変わっていく味にも、生きた菌の命を感じました。

自分で言うのも格好悪いのですが、以前のTABI食堂のように外国食材がメインのRawFoodに疑問を感じていた今日この頃。そんなこんなを考えていたら、なかなか料理が出来ない葛藤が続いていた日々。そこを乗り越えて、今回一つの形が出来て良かったです。この機会を与えてくれたなおきくんと、お手伝いをしてくれたのりかさんのおかげです。

コチラ↓、冬瓜冷麺。

おっきなおっきな冬瓜、近所の練馬の農家のお婆ちゃんが育ててくれました。

食卓で育つ、緑豆スプラウツや、

壁際にペットボトルで育つ、ソバの芽を収穫して、

お手製、味噌甘酒だれを、ぶっかけて、

めしあがれ。

 

そして、

ホーリー・バシル、トゥルシー!!このトゥルシーの香りにメロメロの五日間でした。ほんとに、よい香り。ひと呼吸で、幸せいっぱい。はぁーーーー。トゥルシーはサンスクリット後で「比類なきもの」という意味があるらしいです。なるほど、なるほど、なっとく、なっとく。

 

10周年記念に、カリンバやディジュリドゥの演奏もやらせてもらえました。インドから帰ってきた、なおきがバンスリ(横笛)を吹いていたのを見て、ぼくも負けないぞと旅中に音楽に出会い、それからずっと楽器と一緒に旅をしてきたこの10年。楽器が、旅中の一番の言語のいらない表現方法でいっぱいのお友達を作ってくれ、道で音を鳴らしてお金を稼ぐ方法であり、仲間と楽しみを共有する術であったし、一人の寂しさを紛らわしてくれる相棒だった。そうして紡いできた音を、10年経ってまた帰ってきて暮らしている東京で大切な人たちに聞いてもらえたのが嬉しかったです。

さて、つぎの10年、ぼくたちの旅は、どうなっていくのでしょうか。。。楽しみだね!