3/9.10

TABI食堂

MONDENKIND・四万十

 

二月に引き続き、「馬と共に暮らす人々」のところで、TABI食堂を開きます。

せっかく、このような暮らしの場を創造し、シェアスペースとして開いてくれているのだから、これからはできるだけ定期開催して行って、その持続性から生まれるものを、手探りながらに見ていきたいと思っています。今回は、前回の一日営業の経験より、週末二日間の営業となります。

(補足:下記の文章を読んでいくうえでややこしくなるといけませんので、補足しますと、MONDENKINDはシェアスペースの名前で、光猫舎はここの場所を営む家族の屋号です。)

 

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ここの場所で食堂を開くことの意義は、

 

◯ 懐かしくて新しい人々の暮らしを、実際に感じてもらいたい。定期開催していくことによって、ローカルの仲間たちだけでなく、遠方からも足を運んでもらいたい。特に、街から持続的な暮らしに移行していきたいと思っている人たちに、ぜひ一時の時間を、暮らしの営みと人々が見える場所で味わってほしい。そうした暮らしをする人々が増え、より美しい風景が広がっていくことを願っているから。そんな風景の中で、子供たちが育っていって欲しい。ここは、お店だけでなくて、山間の集落の中の一軒家、畑があって、馬がいて、鶏駆け回る、循環した暮らしの場に内包されたシェアスペースであるということ。それが、ただのお店ではありえぬ魅力だと思っています。

◯ 命に近い場所で料理できるということ。つまりは、畑が目の前にあって、いま一番食べごろの野菜を収穫し、野菜籠のまま台所に持っていき、その場のインスピレーションで調理し、お皿に盛り付け、お客様に提供するということ。つまりは、「超!・ローカルで旬」の素材が、客席の前に息づいているといこと。とう立ちしたレタスの茎の苦味だとか、お店では出会えない味も手に入るのも魅力だ。「命に近いところで食べる」というのは、menuを作っていく際に大きなキーワードであり、料理手法の一つと言えると思います。(持続性を考えた時、『ローカルで旬のもの』が材料選びの第一条件にくるため、さらには『自給自足』を志すうえで、必ずしも「Raw Food」100%でなくても良いと最近では考えています。それでもやはり、生食が自分の体調にはあっているので、RawFood主体は変わりありません。)

◯ こちらは、個人的な利点になりますが、いままでの出張スタイルの食堂を数年やって来た経験を踏まえ、これからは『暮らしの場で、自分で育てた畑の野菜をその場で収穫し、料理し、お客さまに提供する場を創りたい。料理の味だけでなく、自然、空間、日々の営みをも、感じ、味わってもらうことが、より深いメッセージである』と、いつかの夢とぼんやりとイメージしていたことが、ここのシェアスペースを利用させてもらうことで、直ちに実践して学んでいけるチャンスであるということ。それは、同時に、ここで出会う人々からの学びのチャンスでもあり、コミュニティーを築き上げていく一つの手段でもある。これからは、働き方の半径も、なるべく暮らしに近い場に狭めていきたいと思っている。

 

 

・光猫舎が募っていた、クラウドファンディング『はたらく馬と共に「懐かしい未来」へ!里山&茶畑再生PJ』、目標金額達成したようです。 ありがとうございました。

・下記画像は、「馬暮らしと、仲間たち」の光猫舎の風景が映し出されています。

 

 

 TABI食堂

 

 

= Date =

  2019/3/9 sat. 10 Sun

  12:00〜15:00 (L.O.14:30)

=Place=

MONDENKIND(光猫舎)

四万十市・高知

*お食事はRaw Food&発酵ベース(一部、加熱食もあるかもしれません)の Vegan,Gluten Freeです。

*MONDENKINDを主催する家族(光猫舎)の暮らしの場でもある会場は、畑を営み、犬猫、鶏、そして馬とともに自給自足を実践する美しい里山の景色が広がる場所です。ぜひ、お食事だけでなく、ここの場所の営みを楽しめる時間をもって来ていただけるとうれしいです。小さなお子様も大歓迎です!

 

 

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(photo : 二月のTABI食堂@MONDENKINDより)