『旅するくつ展』開催中です。

詳細は過去の記事よりみてください。
今回はRawFoodのお食事も出していま。
動物性食品は一切なしで料理をしています。
RawFoodとは?
Raw=生。野菜や果物を生のまま生きた命を頂くというお食事です。生きた食べ物を頂いていると本当に心と体が生き生きしてきます。
食べ物が生きているとはどういうことなのでしょう?
それは酵素が生きているかどうかということで、酵素は約47℃前後の熱で死んでしまいます。なので、もし加熱調理をするとしてもその温度以下なら酵素は生きているということになります。酵素は私達の体の中で消化を助けてくれたり、新陳代謝を活発にしてくれたりと、とても重要な役割を果たしてくれています。
『えー、全部なまのまんまたべてるのー?』と初めて聞いた方は思われるカも知れませんが、ぼくは単純に美味しくて、楽しくてRawFoodをやっています。そしてそのおかげで沢山の心と体の気づきの連続でもあります。
僕のRawFoodとの出会いは6年前の2003年、BrazilであったRainbowGatheringででした。そこでRawFoodをやっているグループの人たちと会って、彼らから初めてRawFoodの話を聞きました。そのときは『えー、この人達生の野菜と果物をぼりぼり食べてるだけなの?!ウサギさんですか?』と思っていました。『えーそんな厳しくしなくても、美味しい物食べようよ。』とも。
その後の北中米の旅でGuatemaraのSanMarcosで1週間の断食をする機会を得ました。1週間の断食明けにマンゴーを1つ頂いたときに、マンゴーからのエネルギーが体中に満ち渡るのが感じられ、それだけでとてもハイな状態になって、とてもとてもびっくりしました。1週間の断食で体がクリーンになったことで、自分の体に取り込む食べ物のがどう体に影響するのかを今までになく敏感に感じられるようになったのだと思います。考えてみれば、果物は樹木が1年かけて大地の水を根から吸い上げ、太陽の光を葉から吸収し出来上がった結晶のようなものです。それはもう自然のエネルギーで一杯に決まっています。この断食の経験から、食べることについての考え方が変わり、何を食べるのかを意識しだすきっかけとなりました。
その1年後またSanMarcosに戻ってきて、このときは4ヶ月ほど奇麗な湖のほとりで暮らしていました。毎朝、日の出前におきて湖で瞑想し、朝日を拝め、湖で泳ぎ、Yogaをして、朝ごはんにマンゴーやパパイヤの果物を食べるという生活をしていました。特にRawFoodを意識しているわけではなかったのですが、生の果物や野菜が一番心と体を満たしてくれる食べ物だったのです。こんな生活を毎日していたら、もう普通に毎日朝から晩まで体中にエネルギーが満ち満ちてて、幸せ一杯の状態になってしまったのです。このときもまた断食したときと同じような『なんだこれは?』という驚きがありました。そのとき一緒に旅してたJustinが『いいか、Takuya、RawFood は So Great なんだぞ。』とよく言っていました。そして僕もだんだんRawFoodのことを意識するようになってきました。
その後まだRawFoodにまつわる話があるのですが、時間がないのでまた今度書きます。(あわただしくて、結局今やってる展示会の日記が日程の半分すぎてから書いてるよ。。。)今から仕込みをしないと。
まー、うんちくは色々ありますが、それは抜きにしても、とても美味しい料理だと思います。もしよかったらこの機会に味わってみてください。

『本日のプレート』

『カシュークリムのズッキーニパスタ』

『カシューライムチーズケーキ』